もしも、ライフラインが止まったら?
「袋×湯煎」で作る防災レシピ
災害によって停電が起きたときは、冷蔵庫や冷凍庫の扉をできるだけ開けず、
庫内の冷気を逃がさないことが大切です。
とはいえ、停電が長引けば、冷蔵庫にある食材は少しずつ傷みやすくなります。
そこで今回は、ライフラインが止まった状況を想定。
ペットボトルの水と冷蔵庫にある食材を使い、
ガスボンベ1本でどれだけ調理できるのか、実際に試してみました。
限られた水と燃料をできるだけ無駄にせず、
冷蔵庫の食材をおいしく食べ切るポイントは、「袋×湯煎」の同時調理です。
災害時の湯煎調理にも使える「おいしい袋モフ」
農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」では、
湯煎調理に使用する袋として、次の条件が示されています。
・耐熱温度が130℃以上
・湯煎調理に対応している
・マチがない
・厚さが0.01mm以上
おいしい袋モフは、これらの条件をすべて満たしています。
さらに、モフは湯煎調理の際に底皿を敷く必要がありません。
鍋肌への接触を過度に気にせず使えるため、
十分な調理器具を用意できない非常時にも活躍します。
底皿なしで湯煎できるのはなぜ?
その理由は、モフが機能の異なる素材を重ねた「多層構造」だからです。
モフは、1枚の袋に機能がいっぱい!
外層:融点230℃の素材で、熱やニオイに強い
中間層:酸素やさまざまな成分を通しにくいバリア層
内層:融点160℃の素材で、耐熱性と衛生性を備える
一般的な湯煎対応ポリ袋とは素材そのものが異なるため、
鍋肌が高温になった場合にも溶けにくく、安心して湯煎調理に使えます。
モフと一般的な湯煎対応ポリ袋を使って、実際に比較実験も行いました。
湯煎に使う水は、どんな水でも大丈夫?
災害時には、飲み水としては使えない水を湯煎に活用することも考えられます。
「袋に穴が開いていなければ、中の食材には影響しない」と思っていませんか?
袋の素材によっては、目に見える穴がなくても、
水に含まれる一部の成分が袋の外側から内側へ通り抜ける場合があります。
モフと一般的なポリ袋を使い、ヨウ素液が袋を通り抜けるか比較したところ、
一般的なポリ袋では袋の中の水に着色が見られました。
一方、バリア層を含む多層構造のモフでは変化が見られませんでした。
実験の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。
※本実験はヨウ素液を用いた比較であり、すべての菌や物質の遮断を保証するものではありません。
いつもの調理を、もしもの備えに
災害時は、水や燃料、調理器具が限られます。
そんな状況でも、モフを使った湯煎調理なら、
ひとつの鍋で複数の料理を作ることができ、調理後の洗い物も減らせます。
普段からモフで湯煎調理に慣れておけば、いつもの料理が、もしものときの備えになります。
まずは動画を見ながら、ご家庭にある食材で試してみてください。


